原 因 |
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治 療 |
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副鼻腔炎やアレルギー性鼻炎があれば、それに対する処置や薬物治療を行います。
例えば、鼻の洗浄や、中耳腔に空気を送る通気治療を行ったり、抗アレルギー剤や抗ヒスタミン剤などで炎症を抑え、滲出液に細菌がいる場合は、抗生物質を内服します。アデノイドの肥大に対しては切除手術も考えられます。
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[2] |
1の処置で改善が見られないときは、鼓膜を切開して滲出液を吸い出します。
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[3] |
上記、1、2の処置を続けて1年以上たっても良くならないときには、鼓膜に穴を開けて、換気チューブを挿入し、中耳腔を乾燥させる方法があります。換気チューブを通じて空気が中耳腔に入り、滲出液は外へ流れ出ます。
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日常生活の注意 |
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滲出性中耳炎は難聴の原因になり、難治化や後遺症を生じることがあるため、定期的に診察を受けることが大切です。また、7才までは再発することも多く、完治したからといって安心せず、治療後も耳鼻科の検査を受けるようにして下さい。
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鼻汁が喉に落ちると、細菌が耳管に入りやすくなるので鼻汁はすすらず、日頃から鼻をかむ習慣を身に付けさせて下さい。
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換気チューブは6ヶ月から長い時で2~3年装着するときがありますが、耳栓をすれば水泳もできることが多いので、医師の指示に従うようにして下さい。
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滲出性中耳炎は発見しにくい症状のため、子供の耳の異常がないか、普段から子供の様子や態度をよく観察して下さい。
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風邪の予防に心がけて下さい。
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