症 状 |
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● 甲状腺(のど)が腫れる |
● 手指のふるえ |
● 全身の痒み |
● 全身の倦怠感、疲労感 |
● 不整脈 |
● 足のむくみ |
● 動悸や息切れ
脈が速くなり、100回/分以上になることもある |
● 体温上昇 |
● 多汗 |
● 多飲 |
● いくら食べてもやせる |
● 下痢 |
● 月経不順 |
● 流産 |
● 情緒不安定 |
バセドウ病のイメージである眼球の突出は実際には少なく、
目つきがするどくなり、皮膚は黒ずみ、顔つきがきつくなる。 |
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治 療 |
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治療には、次の3つの方法があり、病気の程度や年齢などによって治療法が選ばれます。
- 甲状腺ホルモンの合成を抑える薬物療法
- 放射線ヨードを服用するアイソトープ療法
- 甲状腺を部分的に切除する手術
日常生活では、心身ともに平静を保ち、激しい運動は避けて心臓に負担をかけないようにします。栄養価の高いバランスのとれた食事を摂り、昆布などのヨード含有量の多い食品の多食は避けるようにします。 |
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慢性甲状腺炎とも言われ、血液の中に自分の甲状腺に対する自己抗体が出来て、抗原抗体反応が甲状腺で起こる、バセドウ病同様、自己免疫疾患です。自己免疫の異常によって甲状腺の組織が障害を受けると、甲状腺ホルモンの産生が低下してしまいます。すると、脳下垂体からTSHが分泌されるため、甲状腺(のど)が 腫れてきます。さらに進むと、甲状腺を刺激するホルモンの分泌は弱まり、甲状腺の機能は低下していきます。
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症 状 |
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病気の初期には、のど(甲状腺)の腫れや症状はほとんどありません。自己抗体を持っている患者さんの約半数にのど(甲状腺)の腫れが見られ、10人に1人の割合で甲状腺の機能が低下しています。甲状腺機能の低下が
■ 軽い場合
● 不定愁訴 |
● 無気力 |
● 居眠り |
● 言葉のもつれなどの更年期障害やうつ病のような症状 |
■ 著しい場合
● 顔のむくみ |
● 声がしわがれる |
● 頭髪の脱毛 |
● 髪のつやがなくなる |
● 食欲低下 |
● 皮膚が乾燥する |
● 手足の冷え |
● 便秘 |
● 肝機能障害 |
● 除脈 |
● 肩こり |
● こむら返り |
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治 療 |
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甲状腺機能が正常な場合は治療の必要はありませんが半年~1年に1回は検査を受けた方が安心です。機能低下による症状がある場合や、症状がなくてものどの腫れが大きい場合は、甲状腺ホルモンを内服します。
橋本病では、多量のヨードの摂取は、甲状腺の機能を抑制する可能性がありますので、コンブなどのヨード含有量の多い食品の多食は、控えるべきとされています。北海道は、四方が海に囲まれているため、海草類を多食する傾向があるとされています。 |
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